私のPC環境はWindows10がメイン機、そして何故かWindows11をサブ機として使用している。 さらにもう一台、妻がWindows10を使用し、我家では3台のPCを利用している。
先日妻のWindows10機が絶不調となり、ディスク内の各種ファイルを救出することはできたが、リカバリーディスクなどで回復を図ったが、最後はご臨終・・・
これ幸い!と、自分で使っていたWindows11機を妻に譲り、新たに最近話題のAI PCなるものを自分用に購入することにした。
Intel にするか AMD にするか? 単純な理由でAMDに決定!
機種選定するうえで、CPUをIntelにするかAMDにするかを少しだけ検討した。
最近のAMD Ryzenシリーズは、IntelのCore CPUと遜色ないと言われているが、ネットなどで調べた結果は「良くわからん!」という結論・・・ まぁどちらを選んでも変わりはないということだろう。
一般的なPCの使い方しかしない自分にとって、どちらのCPUでも動けばよい。 しかしAMDの「Ryzen」という名前が、力強そうで格好良いな~ぁと「決定!!!」。 まぁ 名前で決めてしまった・・・
メーカーをどこにするか?
次はどこのメーカーにするかである。 いままでVAIOを使い続けていたが、妻に譲ったWIndows11機はDynabook。
しかし最近のVAIOやDynabookは高すぎる。 かといって「中国や台湾ブランドもあまり使いたくないな!」と考え、DellとHPのサイトで機種選定。 HPのサイトで面白そうで、かつ予算的にもよさげな機種があったので、さっそく有楽町の大手家電量販店に出かけて実機調査。 そして発注してしまった。
「Envy x360 2-in-1」PC
選んだPCは、HPの「Envy x360 2-in-1」という、14インチのノートPC。
14インチという”使い勝手の良い”サイズのディスプレイで、モバイルとして持ち運びにも良いサイズ。 しかし重量は約1.4Kgと、少々重たい。
主要Spec
購入したPCは、メモリーが32GB、SSDが1TBと、自分の使い方から考えるとオーバースペック。 しかしWindows11は、何もしなくてもメモリーを7GB以上消費しているので、次のWindows12を考えると16GBでは心もとない。
2万5千円ほどの価格差があったが、「後で後悔するのは嫌だ・・・」と思い切って買ってしまった。
【主要Spec.】
- CPU :AMD Ryzen 7 8840HSプロセッサー
- メモリー :32GB オンボード
- SSD :1TB PCIe Gen4
- ディスプレイ:14インチ タッチパネル対応 有機ELディスプレイ(2880 x 1800)
- MS Office : Home and Business 2024
購入して約1週間で、自宅に送られてきた。 小さい箱は、ついでに買ったタッチペン。
箱を開けると・・・ 左にPC本体。 右の箱にはマウスが入っていた。
同梱品のすべて。 本体に電源ケーブル、ごついマウスと保証書や簡単な取説など。
本体カラーはメテオシルバーというアルミボディ。 表面は手指の脂などの汚れは目立たなそうである。
電源ケーブルはごつい! もっとスマートにならんのか? マウスも少し大きすぎるので、これを使うことは無いだろう。
薄型ボディと外部インターフェース
本体サイズは313mm(W) x 218mm(D)で、厚さは最厚部で16.9mmと携帯性は良いと思うが、重量が1.39Kgとは少し重い。
この薄いボディの左右に外部インターフェースが備えられている。
- 左側面:HDMI 2.1×1、USB Type-C ×2、USB Type-A ×1
- 右側面:USB Type-A ×1、ヘッドホン/マイクコンボ×1
右側面はタッチペンが磁石でつくようになっている。 またメモリーカードスロットはない。 しかしType-A,CのUSBが各2個づつ備わっているので不便はないだろう。
明るいディスプレイと2-in-1
明るさ充分 14インチ 有機ELディスプレィ
14インチでも縦に少し長い16:10のアスペクト比を持っている。 一般的な16:9よりも縦に少し長いので、Excelなどオフィスアプリでは画面が広く使えるのはありがたい。
また2880 x 1800の高解像度有機ELディスプレイは、明るくコントラストも高いグレアタイプの艶のある表示が綺麗である。 映画などを楽しむには良いと思えるが、個人的にはこんな小さなディスプレイで映画を見る気はしない。
使う機会はあるのか? 2-in-1スタイル
ディスプレイのヒンジは360度回転するようになっている。
ディスプレイを回転することで、いわゆるノートPCだけでなく、狭いスペースでのPC操作を可能とするテントスタイルや、タブレット端末としての利用も可能である。
CPUなどのパフォーマンスだけでなく、この機能が面白そうだったので購入の決め手となり、ペンまで買ってみたが、実際に活用するようなシーンはあるだろうか?
セットアップ後に、タスクバーのボタン位置は変更している。
縦に持つと、画面もすぐに回転してくれる。
キーボード BIOS設定変更が必要だった
キーボードは日本語配列でバックライト付き。 グレー地に白文字なので見やすく、打感も良い。
AI PCということで、キーボード上には「Copilot」キーが存在する。 このキーと押下するだけで、Copilotが起動される。 便利なのかどうか? これからの評価となる。
BIOS設定変更が必要なファンクションキー
Windows IMEでは、ひらがなやカタカナ、英数字の入力時、「F6」~「F10」のファンクションキーを利用して文字種を一発で変換している。
Envyのセットアップが完了し、動作確認を兼ねて少し日本語を入力してファンクションキーを押下してみた。 何と驚いたことに、マイクがミュートになったり、スピーカーの音量が調節されてしまうのである。
要するに本来のファンクションキーとして働き、IMEでのファンクションキーとして使うには、「Fn」キーを押しながらファンクションキーを使う必要があることが判った。
これは使い勝手が悪い! どこかに設定があるのではとネット上を調べ回った結果、BIOSの設定変更が必要であることが判明。 「エェ~!! BIOSかよ・・・」
ファンクションキー変更のBIOS設定手順
とりあえず備忘録として、ファンクションキーを世間並みに機能するための設定変更手順を記録しておこう。
【操作手順】
- PCのPowerOn直後に「F10」キーを連打してBIOS設定画面を開く
- [System Configuration]タブに移動
- [Action Keys Mode] を [Disabled] に変更
- 「F10」を押して設定を保存
以上の操作で、ファンクションキーは一般的な操作に変更された。
評価はこれからだ!
Windowsをセットアップし、WiFiやプリンタードライバー、セキュリティソフトのインストールも終え、最低限のセットアップは完了した。
これから必要なアプリソフトのインストールなどを行って、使い勝手の向上と同時に、性能などの評価を素人なりに行う必要がある。
電源投入後の立ち上がりなど、動作はサクサクと動くようである。 しかしバッテリーの持ちはどうなのか? タッチパネルやペンの感度は? 売りのAI機能のパフォーマンスは??
性能的にはオフィスアプリは勿論、写真や動画編集などでもストレスをあまり感じること無く、長く使えそうなPCと言えるようである。
このブログ記事はWindows10機で書いているが、そろそろ今回購入した機種をメインPCに移行を図ろう!
コメント