「うなぎが食べたい!」 関東・関西 うなぎはどちらが美味しいか?

2025年11月22日(土) 3連休の初日は雲一つない青空。 まさに小春日和といわれるような、風もない穏やかな日に、妻と千葉の成田山新勝寺を訪れた。

「うなぎを食べたい・・・」という思いと、ちょうど成田山の紅葉時期でもある。

紅葉の写真を・・・と、最近購入したデジカメ(富士フイルム X-E5)を持っていこうと考えたが、面倒なのでスマホで済ますことにした。

目次

成田山新勝寺

我家からちょっと足を伸ばし、京成津田沼から特急で京成成田へ。 家を出て1時間ちょっとで到着である。

最初に新勝寺にご挨拶。

成田山新勝寺
成田山新勝寺

紅葉の成田山公園

千葉の紅葉スポットといえば養老渓谷が代表的だが、この成田山新勝寺にある成田山公園も紅葉の名所として知られている。

3連休の初日に訪れたため、思っていた以上に人出が多い。 また見事に紅葉する木々の周りには、立派なカメラを構えた人も多く、「やはりカメラを持ってくれば良かったな」と、少々後悔する。

成田山新勝寺
成田山新勝寺

「御火加持」でお不動さまのご利益をいただく

成田山公園を散策後、再び新勝寺本堂に戻り護摩祈祷に参列する。

激しく燃え上がる御護摩と、腹に響く太鼓や読経を聞きながら厳かな時間が流れ、やがて「御火加持(おひかじ)」の開始である。

「御火加持」とは鞄や財布などを僧侶に預け、御護摩の火にあててもらう儀式である。 これによりお不動様のご利益を頂くことができるそうだ。

護摩祈祷の最後に、参列者一斉にお不動様のご真言の唱和を行う。 しかし「ご真言」は全く知らないので、取敢えず手を合わせ、思いつくままに様々な願いを連発しておいた。

護摩祈祷が終了すると、最後に本堂内陣前に進み出て「お手綱参拝」である。

御本尊のお不動様から伸びる綱に触れながら祭壇前を進み、お不動様と一体になる儀式である。

いままで何度か参加したことがあるが、この時に御本尊のお不動様を拝見しようと、祭壇奥の暗がりに目を凝らすのだが、絶対に見ることができない。

長野の善光寺や浅草の観音様と同じで、秘仏中の秘仏なのだろう。

ちなみに この護摩祈祷への参加は無料である。(撮影不可のためお堂内の写真はない)

話は脱線 うな重にドカンと厚焼き玉子が乗る「きんし重」

話は脱線するが、10月末に京都手前の旧東海道逢坂峠にある「逢坂山 かねよ本店」を訪れた。

この店は明治5年創業という歴史ある店で、うな丼の上に厚焼き玉子の乗った「きんし丼」が名物で、卵大好き人間にとっては、喜び爆発の逸品である。

注文したのは「きんし丼」ではなく「きんし重」。 うな重の上に、厚さ3㎝ほどの迫力ある厚焼き玉子がドカ~ン! もちろん玉子の下にもうなぎはある。

きんし重

厚焼き玉子は少々塩味で、もう少し甘いというか、だしが効いている方が好きである。

ではうなぎは???

関東と関西のうなぎの違いである、背開きと腹開きは味には関係ない。 やはり「蒸す」か「蒸さない」かである。

関西は蒸さずに焼くので、うなぎを口に入れると皮の食感がある。 よく「パリッとした皮」と表現されるが、確かにそんな感じ。

しかし・・・ しかし「ふっくら感」が足りない。 そしてタレの味も少し薄い・・・

玉子も含め美味しいことは確かだが、ものすごぉ~く期待して行ったわりには少々残念・・・

そんな訳で、関東のうなぎが食べたくなったのである・・・

さぁ 関東のうなぎを食べよう!

新勝寺の護摩祈祷を終えお腹も空いたので、いよいよ”うなぎ”の出番である。

連休初日ということもあり、有名な駿河屋とか川豊は大混雑。 1時間以上の待ち時間。

「さてどうしよう?」と考え、Googleマップで成田山山門の先にある「食事処はまや」という店を見つけた。

お店に行くと、昭和の雰囲気をまき散らしている、雰囲気の良い店であった。

食事処はまや

暖簾をくぐると、新選組が襲撃した池田屋事件で有名な、階段落ちを彷彿とさせる階段が・・・

食事処はまや

この急な階段を上り、2階の座敷に通される。 昔懐かしいような雰囲気で、思わず座布団敷いて昼寝したくなる。

食事処はまや

ビールを飲みながら待つことしばし・・・ ついにうな重のご登場である。

付け合わせは、お吸い物と漬物、とうがんの煮ものであった。

うな重

ふっくら蒸された柔らかさと、表面の香ばしい焼き目。 口に入るとふんわりと溶けるような柔らかさ。 タレは少し甘めで、文句なく美味しい。

うな重

関西のうなぎと同時に食べ比べた訳ではないが、やはりうなぎは関東の方が美味しいと思う。

こんど東船橋にある「はんなり亭」に行ってみよう。 とにかくうなぎが太くて肉厚なことが有名な店である。


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