散歩日和 秋のバラが咲き始めた谷津バラ園から谷津干潟へ

さわやかな秋空……と言うには、まだ陽射しに残暑が残る10月10日。

絶好の行楽日和に背を押され、習志野市の「谷津バラ園」を振り出しに、「谷津干潟」で野鳥観察を楽しんだ後、「ららテラスTOKYO-BAY」へと足を延ばす散歩に出かけた。

三連休の初日だが、物価高が気になる今日この頃。 遠出を控えて身近な場所をただ歩くーー そんなささやかな旅だが、秋の気配を感じながら歩を進めれば、健康と節約を一石二鳥で叶える、何とも贅沢で心地よい一日となった。

目次

谷津バラ園へ

千葉を走る京成電鉄の沿線には、バラ園が二つある。 一つは八千代市にある京成バラ園で、もう一つが習志野市にある谷津バラ園である。

規模としては京成バラ園のほうが大きいようだが、「どこで見てもバラは同じだ!」と谷津バラ園に決定。

自宅の最寄り駅はJR京葉線の海浜幕張。 谷津バラ園に行くには少々面倒だが、天気も良いので出かけることにした。

谷津遊路商店街

各駅停車しか止まらない、京成谷津駅で下車。

谷津バラ園に向かう「谷津遊路商店街」に入る。 車が入らない歩行者用道路の左右には、雑貨店や飲食店など、楽しそうな商店が並ぶ。

お洒落な洋館のCafe「螢明舎」。

商店街の街路樹は合歓の木(ねむのき)かと思ったら、「ジャカランダ」だそうだ。 南米原産の木で、6月頃に美しい青紫の花が桜のように咲く。 我が家の近くにもジャガランダの木があるので、その花が咲いたら、この谷津遊路商店街のジャカランダを見に再訪しよう。

京葉道路下をくぐると、緑豊かな谷津公園である。

秋らしい真赤な実。 「サンシュ」という木の実で、食用には向かないようだ。

「読売巨人軍発祥の地」碑

谷津バラ園の入口に、「読売巨人軍発祥の地」碑がある。

ベーブルースらのアメリカ選抜チームを招聘し、それに対戦するために六大学から名選手を集め、この地で練習に励んだそうだ。 この日本チームを母体として誕生したのが「東京巨人軍」、後の「読売巨人軍」なので、発祥の地ということになるようだ。 昭和9年、戦争前の話である。

碑には歴代の巨人軍の名選手達の手形が飾られていた。 長嶋や王はもちろん、江川や篠塚、原、中畑などの名が連なっている。

谷津バラ園 品種の違いは判らない!

入園料は18歳以上800円だが、65歳以上なので400円であった。 この入園料は季節により異なるようで、9月などは18歳以上100円、65歳以上は50円だそうだ。 しかし入園料は安いが、バラは咲いていないということである。

あまり広い敷地ではないが、バラのアーチや噴水などを眺めながら散策する。

バラの種類は豊富で、様々な品種が咲き誇っていたが、残念ながら品種ごとにどう違うのか分からない。 色の違いや花びらの形の差などがあっても、私にはすべて「バラ」としか目に映らない。

 

専門家には失礼かと思うが、品種を示す札もない花をみて、「これは”プリンセス何とか”!」と品種名が判るのだろうか? などと思いながら園内を一周した。

谷津干潟 野鳥はあまりいなかった・・・

谷津バラ園を後にして、すぐ隣の谷津干潟に向かう。

遠浅の海を埋め立てたとき、なぜか長方形に取り残されたようで、多くの種類の渡り鳥が羽を休めにやってくる。 現在は国際的に重要な湿地として「ラムサール条約登録湿地」として保護されている。

谷津干潟の周りは遊歩道が整備されている。

潮が引いた干潟をよく見ると、たくさんのカニがうごめいていた。

「谷津干潟自然観察センター」に到着。 入館料は19歳以上450円、65歳以上は300円と有料だが、観察用の双眼鏡などは無料で使えるので、お勧めのスポットである。

干潟が一望できる展望室。

無料で使える単眼鏡。 この日観察できたのはアオサギ、シラサギ たぶんダイサギだと思う。 それとカワウ。 シギとかチドリの類は、まだ来ていないようであった。

自然観察センターを出て、ららぽーとに向かう。 干潟沿いの遊歩道は湾岸道路沿いとなり、騒々しい車の音が聞こえてくる。

写真で見ると谷津干潟は綺麗に見えるが、潮が引いて現れる干潟は真っ黒でヘドロっぽい。 また潮が満ちても透明度は低く、決して綺麗とは言えない。 それは東京湾の最奥部にあるため、東京湾の汚れた海水が入ってくるからである。 もっと東京湾を綺麗にする必要がある。

「ららテラス TOKYO-BAY」へ

谷津干潟を抜け、自宅に帰るため京葉線の南船橋駅に向かう。 この南船橋駅は「ららぽーとTOKYO-BAY」の最寄り駅だが、数年前に駅の反対側に「ららテラス」というショッピングパークが新たにできている。

谷津干潟を抜けて国道357号を歩道橋で越える。 渋滞で有名な若松交差点であるが、この日も相変わらず車は渋滞している。

「ららテラス TOKYO-BAY」に到着。 「ららぽーと TOKYO-BAY」に比べると、かなり小さい。 というより、比べることが間違いだ!

この「ららテラス TOKYO-BAY」は、JR京葉線の南船橋駅に直結している。

駅入口から東京方面を見ると、左に「IKEA」 そして正面に、プロバスケットBリーグの千葉ジェッツのホームアリーナである「ららアリーナ」が見えている。

ここで帰路に就いたが、京成谷津駅から途中昼食を含めて3時間ののんびり散歩であった。 ほとんど車道を歩くこともなく、自然豊かな散歩コースで、谷津干潟にもっと鳥がいれば面白いコースであろう。

天気の良い日に散歩するお勧めコースの一つである。

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